世田谷区の歯科、歯医者は鈴木歯科医院


虫歯予防

虫歯は細菌による感染です
  • (1)唾液の量が少ない
  • (2)唾液の中和力が弱い
  • (3)いつも食物、飲み物が口に入っている
  • (4)食後にきれいに歯ブラシや歯間ブラシを当てない

等々の条件が重なると、むし歯になります。

むし歯になったら
1.感染した部分を取り除き
2.取り除いたところをきれいに、精密につめてもとの形にします。

詰める材料が問題です。
今までほとんど金属が詰められていますが、金属は歯に接着しません。
セメントを介して歯の上にのっかっているだけです。
ですから、金属をつめた後に更に悪くなる可能性があります。
又、口を開けると金属が見えるのはいかがなものでしょうか。
当院ではつめたものが長持ちし、それ以上悪くならないようにするために、金属ではなく、接着性の高分子化合物のみを使っています。
詰めたものが歯と一体になり、歯と同じ色になるよう少しずつ積層しながらかためてゆきます。
これには治療時間がかなりかかります。

虫歯になるメカニズムとその予防について
  1. 1 食べたり飲んだりすると、食物の一部が歯の表面に付着します。

  2. 2 ここに口の中にたくさん生息している細菌が入り、「歯垢」が形成されます。

  3. 3 この細菌の働きにより、歯垢の中の炭水化物が分解され、歯垢は酸性になります。

  4. 4すると歯の表面も酸化されるので、ここからカルシウムやリン等がイオンの形で歯垢や唾液の中へ抜け出ます。
    これを「脱灰」といいます。

  5. 5 しかし唾液に力があり、又、その量が多ければ、歯垢は酸性からもとの中性に戻ります。

  6. 6 歯垢がもとの中性に戻ると、歯垢や唾液の中にあるカルシウムやリン等がイオンの形でもとの歯の表面に戻ります。
    これを「再石灰化」といいます。

  7. 7 私たちは一日三回食事をするたびに歯の表面は酸性になったり中性に戻ったりします。
    その時歯の表面からカルシウムやリン等がイオンの形で抜け出たり、又もとに戻ったりします。
    つまり歯の表面は脱灰と再石灰化を繰り返しているのです。
    まるで呼吸をしているようですね。

  8. 8 歯の表面が食事ことのたびに生化学的にどう変化するかを実験してみると右図のようになります。
    食事ことをする前はほぼPH7(中性)だった歯の表面は、食事ことをした直後から、急速に酸性に傾きます。
    しかし10分くらい経つと徐々に中性に向かいはじめ、40分後には、食事前と同じPH7(中性)に戻ります。
    これは唾液の力によるものです。
    唾液に力があり、量もあれば歯の表面は中性に保たれている時間が長くなるのでムシ歯にはなりにくいようになります。

  9. 9 もし唾液に力が無く、量も少なければ食事後に酸性になった歯の表面は中性にもどりにくく、酸性になりっぱなしになるので、ここからカルシウムやリン等がイオンの形で抜け出たままになり、ムシ歯になりやすいのです。

  10. 10 以上を一日三回の食事生活でモデル化してみると、朝、昼、晩の食事のたびに歯の表面が脱灰したり(下図赤色)、再石灰化したり(下図緑色)するのを繰り返しているのがわかります。
    その赤色と緑色との総面積を較べてみて、それが同じくらいか、あるいは緑色の方が大きければこの歯はムシ歯になりにくいのです。
    このように…

    1.規則正しい食事生活をし
    2.食後は口の中に何も食物をいれず
    3.唾液に力があり
    4.その量が十分であれば
    ムシ歯になるリスクが低くなります。
  11. 11 もし口の中にいつも食物が入っていたり、不規則で気ままな飲食をしていると脱灰と再石灰化とのバランスが大きく崩れます。
    先ほどの10の場合とは異なり、赤色の脱灰の総面積の方が緑色の再石灰のそれよりはるかに大きいことが分かります。
    これは歯の表面が十分に再石灰化する時間がなく、常に脱灰が続いている状態です。

    これではわざわざムシ歯を作るように努力しているようなものですね。
    ですから食生活にきちんとメリハリをつけ規則正しくするだけでかなりムシ歯は予防できます。
    もちろん食後にきちんとブラッシングをすれば歯垢が取れるのでムシ歯予防の効果はもっと上がります。
    このようなことを考えずただ気のむくままに飲み食いしていれば大切な歯をどんどん壊していくことになります。

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